家庭崩壊まっしぐらなメンズの話を複数聞かされ、
なんだかなぁ、と思っていたところで癒し効果抜群な作品を読ませてもらいました。
浄化浄化。
まぁ、みんなこんなふうにはいかないと思うけど。
こうあったらいいよね、と。
描かれているのは安西さん曰くの「ド日常のくりかえし」なんだけど、
それで一冊丸っと最後まで楽しく読ませてくれるのは著者の力量。
何事にも揺るがないと思っていた志方が、穂木の入院で垣間見せた不安。
この病院でのやりとり、なんか良かった。
また来年。再来年。その先も。
ずっとずっと相思相愛で。
「好きで、好きで」続編。
これはちゃんと「2巻目だよ!」と、副題で示してくれていてありがたい。

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