きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「愛と混乱のレストラン」 高遠琉加(二見シャレード文庫)
【どうしていつまでたっても、大人になっても、
生きていくことはこんなに苦しいんだろう】
赤字のレストランを立て直すために、総支配人として赴いた理人。
そんな彼に反発しながらも(反発する理由はちゃんとあるの)、シェフとして働き始めた久我。
すれ違いと、ちょっとした誤解と、無意識の嫉妬心からから、「こんな店やめてやる」と口にした久我。
だが、エリート然とした風貌からはうかがい知れないものを抱えた理人の過去と内面に触れ、
頑なだった久我の心はやわらいでいく……
そんなふたりがもどかしいながらも、歩み寄れたことがうれしい。
そんなふたりをとりまく職場の人たちがメッチャほのぼのしくていい。
本編ではずっと謎めいた存在だったパティシエ、一の番外編がいい。
つまり、最初から最後まで楽しく読める本です☆
続きが気になるわ~
内容(「BOOK」データベースより)
赤字続きで休業に追い込まれたフレンチレストラン「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」復活のため本社外食事業本部から出向してきた鷺沼理人は、若手シェフ・久我修司の引き抜きを試みる。確かな腕を持ちながら暴力沙汰を起こし、今は実家に戻っているという久我は、理人の依頼を「あんたが気に入らない」と言下に拒否する。それでも通い続けてくる理人に久我が提示した条件は「言うことをなんでも聞く」というとんでもないものだった。しかし、ある理由から店の再興を失敗できない理人は、その崖っぷちの選択を呑むことに。“夢の庭”の実現は果たして―。
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