きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「月への吠えかた教えます」イーライ・イーストン (モノクローム・ロマンス文庫)
再起をかけたラストチャンス。
そう心に決めてティムが移り住んだ町は、
犬に姿を変えることのできる人たちが暮らす町だった。
町の保安官・ランスとの誤解を生んだ出逢いからの
二人の風変わりな交流が微笑ましくてあたたかいながらも、
ティムの負った心の傷に胸が痛む。
言いそびれた真実。
それが、相手の不利益になるような隠し事になってしまったら、
露見した時に手痛いしっぺ返しを食らうことになる。
打ちひしがれたティムの姿が辛かったけど、
ランスの百聞は一見に如かずの在り様は、この上ない真実の告白だったと思う。
シリーズ第一作。次作にも期待大☆
もうちょっとライトなノリの話かと思いながら読み始めたら、
思いのほか深い話で思ってた以上に良かった。
「ホットな保安官」という表現とセクシーな胸毛描写がロマンス的で素敵。
このレーベルの既刊24冊に対してこれで既読が17冊。
ホントに外れがなくて安心して読めるわ。
未読の7冊は年内中に。
楽しみ!
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