きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「毒を喰らわば皿まで: その林檎は齧るな 」十河
【再読】
抱えたもののすべてを手にすることができないとしたら、何を選ぶ?
或いは。
唯一を守るために切り捨てなければならないものがあるとしたら、どんな選択をする?
突きつけられるのは、そんな問いかけ。
それぞれの選択が潔くもあり、痛々しくもあり、やるせなくもある。
常にぴったりと寄り添い合っている姿が常態化したアンドリムとヨルガ。
互いの溺愛っぷりが際立つけれども。
甘さの裏にとぐろを巻くアンドリムのしたたかさと容赦のなさは健在。
そして。
彼の懺悔がやるせない。
しんみりした後の驚愕で読後のインパクト半端ない。
「ヒルガオ」という言葉で上戸彩の姿が浮かぶのは完全にドラマの影響。
私、そのドラマ観てないのに!
なんか影響力すごいな~。
さて。
いよいよ未読の最新刊へ。楽しみ~♪
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