きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「獣はかくしてまぐわう」沙野風結子 (ディアプラス文庫)
その対処の仕方に甘いな、と、思えるところもあるんだけど。
それが鹿倉が鹿倉たる所以。
その甘さに救われる者がいて、甘さを抱えているからこそ彼自身が強く在れる。
そもそも、刑事である彼が貫いてきた正義がブレたら進めなくなってしまう。
一方で、裏社会でその力を蓄えてきたゼロは刃を振るうことを厭わない。
鹿倉がゼロに殺人を犯させたくなかったという気持ちはわかるなぁ。
前作から追っていた東野が姿を現したけど、
そのヒトデナシっぷりは予想以上だった。ヤだわ~。
彼に心酔する手負いの獣・煉条がどう動くのか興味がある。
次巻で決着、かな?
特典のイラストカードが素晴らしすぎて眼福♡
本文イラストはどれを見てもうっとり。
沙野さんと小山田さん、本当に相性いいなー。
次作はまずは雑誌掲載。
うーん。文庫化待つ?買う?とチラリと悩んで詳細見に行ったら……
そうだった。菅野さんのシリーズ最終回前編掲載なんだわ。
買わねば!
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