きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「玉の輿に乗ったその後の話 玉の輿ご用意しました番外編」栗城偲(キャラ文庫)
秘書兼親友として。研究職員として。親戚として。後輩社員として。
それぞれの立場から印南を、蒼依を、そして印南と蒼依を語った短編四編。
+最後の一編は蒼依視点の印南と蒼依の話。
シリーズ番外編としてよくできた構成で、多方面から楽しめる。
お仕事描写の掘り下げの深さにはシリーズ通して興味深く引き込まれる。
そしてラストは甘さと幸せを十分堪能できる仕様に。
印南に出会えて人生が劇的に変わった蒼依と、
蒼依に出会えて人として良い方に変わった印南と。
プラスの相乗効果を引き出しあった二人。
周囲にもプラスに作用していることが伺える番外編。
楽しく読了。
「危険物のため、船でしか運べない」描写に、沸々と蘇る記憶……。
沖縄のお客様に商品を送るのに航空便がNGで船便のみ。
問い合わせた着日は「船次第ですね~」との返答。
なんだ、そのゆるっとした感じ!
と思ったけど、お客様は納得していたからままあることなのかな?
それから、不具合の原因が「気温が低いから」と返してきたメーカーに
キ―――ッ!ってなったことも。
だったら「冬場の東北使用不可!」って書いとけ!と、社内でガーガー言っていました。
PR
COMMENT