きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「眠る探偵」榎田尤利 (ジュネノベルズ)
『眠る探偵シリーズ』の絵画的に言ったら習作。
勿論、そんなつもりで書いたわけではないと思うので、
あくまでも絵画的に言ったら。
シリーズ全巻を読んだ後に戻り読み。
これを踏まえて、あのど迫力な作品が出来上がったんだなぁ、という感慨深さ。
もちろん、こちらの作品自体もとても面白かった。
収録されているのは、どれも「家族」に視点があてられた3編。
近しい人だからこそ、泣き言が言えない。強がっていたい。頼れない。
なんかわかるな。
でも、崖っぷちでどうにもならなくなった時に手を差し伸べてくれるのは家族。
差し伸べることができるのも家族。
そうでありたい。
ここで打ち切らせないで、リテイク(リメイク?)してくれたことに感謝。
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