きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「薔薇の刻印」夜光花(SHY NOVELS)
世界のすべてが崩壊し、新しい世界が構築される運命の日。
それは、彼の18歳の誕生日。
彼の意志には関係なく、定めとされていたその日から、
運命の歯車が回り始める。
啓の味わった疎外感と困惑。
背負わせるにはあまりにも酷な使命。
崩壊した世界の中で唯一変わらないもの。
それがレヴィンなのかな?
「殺してやるよ」
その言葉が、安らぎであり、約束であることが哀しい。
これまでレヴィンが辿ってきた人生を想うと、胸が苦しくなります。
運命に翻弄された結果とはいえ、
己に求められる役割を自らの意志で果たそうと決意した啓。
壮大な物語の幕開け。
ドキドキしながら一気に読み切りました。
お友達にお借りした本です。ありがとうございます♪
緻密に構築された世界観に、ガッツリ鷲掴まれました(笑)
続き楽しみ~!
内容(「BOOK」データベースより)
高校生の相馬啓は、よく不思議な夢を見る。薔薇の咲く庭と、自分に微笑みかける金髪の美貌の男。男は追いつめられ、自分に死を求めるのだ…その男は、啓が通う高校の美術講師とよく似ていた。彼は他の生徒には優しいのに啓にだけは冷たく、忌々しいものでも見るような視線を向けてくる。それなのに、彼がそばにいるだけで啓は不思議な高揚感に囚われてしまうのだ。ある放課後、怪我をした啓の手当てをしてくれた彼は、不可解な行動をとり―そしてその夜、啓の部屋を訪れた彼は、啓に強引に迫り!?守る者と、守られる者。薔薇を持つ男たちの運命の輪が回り始める―。
PR
COMMENT