きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「龍と竜 ~啓蟄~」綺月陣 (ガッシュ文庫)
学業に打ち込める学生生活に同年代の友人との忌憚のない会話。
かつて、体験し得なかったものを、いま、謳歌する竜城。
だけど、それはもはや自分には望むべくもないものだと突きつけられる現実。
龍一郎の執着と嫉妬も強烈だったけど、戦った竜城の根性も立派。
龍一郎の行為はそれはないよ、と思うんだけど、
吐き出された弱音に竜城と一緒にほだされてしまった。
なんか悔しいなぁ。(笑)
生粋の極道である素地を見せながらも、颯太のために一般人であろうとする龍は
なんだかんだカッコいいと思うの。
「勿体なくて軽々しく手を出せねぇ」
50男の本気の恋を垣間見た気がした台詞。
颯太は十分大事にされてると思うの。
シリーズ楽しく読了!
勢いづいてさらに先に進むべく、関連シリーズにと飛び込みます。
読メをやっていなかったら、出逢えなかった作品。
幸せのおすそ分け、ありがとうございます。
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