襲撃された、という情報は入ってくる。
だが、怪我の度合いもその生死すらわからない。
繋がらない電話。
不安で押しつぶされそうなところをあんな方法で強引に連れ去られたら……文句の一つや二つ、言いたくなるわ。
ってか、殴ってもいいと思う。
だけど。
無事であったことの安堵の方が計り知れない。
心配だったからこそ、怒りは持続しないようね。
何か事があるたびに、絆を深めていく久遠と和孝。
何か事があっても、離れることは念頭にない二人の在り様に、気持ちが和らぐ。
このまま、いつもの日常に戻るかと思ったのに。
うそでしょ?と二度見したところで次巻へ。
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