きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「背中を預けるには 1」小綱実波 (Ruby collection)
永遠を掴み損なった18年前。
宙に浮いたまま燻りつづけた想いを受けとめる相手は、もう、いない。
けれども。
“彼”の稀有な瞳とその記憶を宿す者に出会ってしまったら?
その子は“彼”じゃない。
当たり前のことを認識できなかったルーカスは最低。
そして、揺らぐグラヴィスとレオリーノの関係は?
家族のだれからも愛され、大切に大切に育てられ、浮世離れしたレオリーノ。
彼の容姿と乖離した純朴な性格が愛おしい。
そんな彼が、庇護される存在から
羽化した瞬間の、思わず息を呑むような描写はお見事。
どうか彼らが幸せになれますように。→
予想以上の面白さで大満足の読み応え。
まだ読んでないけど、一冊目買ったからには続きも買わなきゃ!と
三冊目までちゃんと手元にそろえていた自分を褒めたたえます(笑)
こんなに続きが気になる作品は久々~。
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