きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第二部「神殿の巫女見習いIV」香月美夜
冬が終わってようやく家族の元へ帰ることができたマイン。
だけど、気持ちの整理をする準備期間もないまま、唐突に訪れた別れの時。
先回りをして色々な手を打っていたジルヴェスターやベンノのおかげで、
守ることができたものがあるし、家族との縁が完全に縁が切れたわけではないけれども。
これまでのあたたかな関係性の完全な消滅。
辛いわ。
だけど、書き下ろし短編集はありがたかった。
事後のことを語る彼らと一緒にだんだんと前向きな気持ちになれる。
まさかの関係性が発覚した人たちには驚いた。
なんだかんだベンノがうまく立ち回ってくれそうな気がする。
大丈夫。
絆は完全に断ち切れたわけじゃない。
泣くか、読むか。
という選択を迫られながら読んだよね。
みんな「守りたい」一心だったんだけど、
結果は別れを早めることになってしまった。
次巻からは新展開。
どうなることやら。
PR
COMMENT