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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「罪の声」塩田武士(講談社文庫)



31年前に起きた未解決事件。
闇の彼方に潜む真相を掘り起こそうと向けられた二方向からのベクトル。
一方は新聞記者、一方は事件関係者の家族。
地道な努力と丁寧な聞き込みで少しずつ少しずつ垣間見えてくる真相の断片。
犯人たちはもう、ほとんどここにはいない。
真相が明らかになることによって影響を受けるのは、犯罪加害者の家族であることが、
突きつけられ、なんだかやるせない。
「あなたには正義がない」
と言った阿久津の言葉に感じた違和感。
暴こうとしていたのは犯罪の真相のはず。
彼はそこにどんな正義を求めていたのだろう?
人は感情の生き物。
冷静な傍観者であることは難しい。


ザラザラとした後味の悪さは、殺された人がいること。
殺した犯人が裁かれていないこと。
金の行方がわからないこと。
あたりにあるかな?
爽快感を求める作品ではないことはわかっているから、この読後感で間違ってないのかな。
私の心のオアシスは堀田さん。スーパーアドバイザー過ぎて素敵だった。

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