きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「炎のコスタリカ」リンダ・ハワード(MIRA文庫)
ヒロインのジェーンが半端なくキュート!
生命力あふれる可愛らしさにやられました。私が(笑)
囚われの身でありながら、密かに食糧を準備して逃亡の機会を伺い、
ジャングルの中を傷だらけになりながら不満も言わずに歩き続ける強さ。
暗闇が怖くて心細さにグラントに縋る仕草。
グラントを守ろうと懸命に奮闘する姿。
そしてラスト、グラントを手に入れるために、
彼を待つのではなく、追いかけさせたしたたかさ。
そこに不安と淋しさが透けるところがまた可愛らしい……どうしよう。
ヒーローにきゅんきゅんするつもりがヒロイン大絶賛。
ジェーンとグラントの体格差がなんだかツボでした。
読友さんのレビューに惹かれて内容見てみたら
この設定、あたし好きそう!と思って手に取ってみたわけですが。
間違っていませんでした(笑)
とってつけたようになってしまいますが。
グラントも大変オトコマエだったんですよ?
続編も読んでみたいなぁ。
内容(「BOOK」データベースより)
国家機密をめぐるスパイ事件に巻き込まれた富豪の娘ジェーンは、コスタリカの有力者トゥレゴによってジャングルの奥地に監禁されていた。トゥレゴお気に入りの女を演じて信頼を得たのも、すべて今夜の脱出計画のため。逃亡用の食糧も準備万端。一方、ジェーンの救出を依頼された元謀報員グラントは彼女の計画などいざ知らず、木陰から様子をうかがっていた。わざわざこんな密林を抜けてやってきたのに、問題の娘は楽しそうにはしゃいでいるではないか。灼熱のジャングルで激しい恋の火花が散る!リンダ・ハワード不朽の名作。
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