きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「「がん」では死なない「がん患者」 栄養障害が寿命を縮める」東口高志 (光文社新書)
インパクトのあるタイトルだけど、
著者の言いたいことは、がんに限らず
「いきいきと生きるためには、食べることが大切」
この言葉に尽きる。
日々の口から摂取する食事がいかに大切かということがとてもよくわかる。
そして、病院での栄養管理は確かに充実しているとは言えないなぁ、と、
自分が抗がん剤を投与されていた時のことを振り返って思ってみる。
あの時は若くて体力もあったから、ひたすら食べずに吐き気を乗り切る方法を選択したけど、
それじゃダメ。
とにかく口からちゃんと食事をとること。
それができない場合は、どうすれば食べられるようになるかを指導してもらうこと。
かなり参考になる本でした。
乳がんの手術を受けて退院した後に色々調べてみたら、
乳がんには「こういう食事はよくない」「こういう食事の方がいい」というのが
皆様主張していることも、統計データが示していることも概ね一緒で。
でも、それって病院ではまったく触れられることもなく(学術的に根拠がないから?)
なんで教えてくれないのかな?と思ったことがありました。
とりあえず、日々美味しくお食事をできることの幸せを噛みしめつつ。
最後まで美味しく食べ続けたいと思いつつ。
症例であげられた「奇跡のヒンズースクワット」のおじいちゃんにあやかりたいわ。
そうそう。バランスの良い食事の他に、刺激を受けることも大事だそうです。
読書をしていると色々な刺激がありますよねー。
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