きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「エアー2.0 」榎本憲男(小学館文庫)
夢のような物語。
東日本大震災という未曽有の大災害に見舞われた福島を、
いや、福島に限らずこんなふうに復興できたら。
とても素敵。
そして、自分がその事業に携わることができたのなら。
想像すれば、ますます胸が高鳴る。
夢物語であることはわかっているけれども。
その夢をみたくなる。
そんな作品。
とてもとても楽しかった。
現状の政治や経済の在り様にも言及していて、
いろいろと考えさせられる。
死に際にこれだけ見事な花を咲かせることのできた彼本望だろう。
あとは彼らが引き継ぐ。
確実に。
そう思えることが嬉しい読後。
毎年毎年南三陸と気仙沼に行ってしまう。
そして、とても楽しく帰ってくる。
着実に未来に向かっている被災地。
いつだっていつまでも応援したい。
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