「一気読み待ったなし!」の書評に、嘘偽りなし。
罪を隠蔽して自分の立場を守ろうとする政治家ってなんなんだろうね。
法に触れることをしなければ、堂々と立っていられるだろうに。
そんな男は保身に回った瞬間、破滅への一途をたどる。
「行けば」と。
五歳の子供がDV被害者だった義母の背中を押すシーンが印象深い。
一人で戦ってきた彼が身内と呼ぶほどに近しい人を殺されては、黙ってはいない。
そこに親子関係や、兄弟のつながり、恋人との関係等、うまく絡めてきたと思う。
ここぞという時に一気に視界が開ける展開の仕方は絶妙。
おもしろかった!
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