きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「キル・ゾーン2 戦場のネメシス 」須賀しのぶ(コバルト文庫)
泥臭くて人間臭い感情の発露。
理解できるだけにイラっともする。
まぁ、成長物語だと思っているからそこは許容範囲。
甘やかさず突き放さず。
頭の冷える言葉をくれるエイゼンの存在感、大きいなぁ。
彼女の身に起きたことを考えれば、怒りと憤りを抱き続けることは必然だと思うけど、
彼の父親が殺されたことは完全にスルーなのね?と、俯瞰してしまう視点に
10代の頃の感性とは違うなー、私、と(笑)
「生き抜く」意志のある人は強い。
「守る」ものを抱えた人も強い。
容赦ない戦場の日々の中でも育まれる絆や想いがある。
この先の彼らの行く末は?
対峙する地球、月、火星。
舞台はいずれ熱帯のジャングルから宇宙に移行するのかしら?どうかしら?
地球から宇宙に人々が移り住む……というワードからは
銀英やガンダムを連想。
先の展開の予測がまったくつかないだけに、続きが楽しみで仕方ない。
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