きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「デルフィニア戦記13 闘神達の祝宴」茅田砂胡(C・NOVELS)
一致団結して王妃を祝典に出席させることに成功した国王と愉快な仲間達(笑)。
華やかな宴に隠れて暗躍する者もいれば、
思いがけない再会を果たす者もいる。
それがまた、新たな惨劇を生む。
「剣で殺すのと噛み殺すのと何が違うのか」
あの時の問いかけを改めて想起させられる。
暗殺者を剣で仕留めたのなら、
リィがアランナから化け物と叫ばれることもなかったんだろなぁ。
ナシアスがラティーナを。
シャーミアンがイヴンを。
必死に口説き落とそうとしているところを出歯亀よろしく聞き耳を立てる
国王・王妃・その他の愉快な仲間達。
そんなことをしている間に何やらキナ臭いことになっていますよ~?
レティシアの悪意のない殺意がゾクリとする。
彼に比べれば悩めるヴァンツァーはずいぶんと人間らしいよね。
そして、レティと対峙することによって、リィの人間離れした部分が際立ってしまう。
ジルとアヴィーはなんとなくスカールとリーファを彷彿とさせられました。
内容(「BOOK」データベースより)
獅子の紋章を象った招待状が届けられ使者が大陸全土からコーラルに赴く。豪華な式典の背後でタンガ・パラスト両大国は飽くことなき権力への執念に策動し周辺諸国と大華三国のかかわりは微妙にかわり始める。ウォルとリィは毅然と顔を上げ互いの手をとり大広間に踏み出した。偽りの宴が始まる―。
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