きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「デルフィニア戦記17 遥かなる星の流れに・上」茅田砂胡(C・NOVELS)
最後の奇跡……読み進めたいし、読み終わりたくないしで、気持ちは複雑。
リィを救う為に王位を(一時的に)捨てて出奔したウォル、
そして彼と共に飛び出したルウとシェラ。
夫と間男、もとい、ウォルとルウの会話は相変わらず緊迫感がなくて笑えます。
彼らが侵入した砦でリィの起こした奇跡。
崩れ落ちた瓦礫の中でウォルと再会したイヴン、バルロ、ナシアス。
イヴンがウォルを遠慮なく締め上げるシーン、好きだわ。
始終こうして屈託なく彼らとど付き合える関係こそがウォルの望むものなんだろうけど。
もう彼は後戻りできない「国王」という道を歩んでしまっている。
リィが宿敵の一人を打ち取ったところでいよいよ最終巻へ。
内容(「BOOK」データベースより)
リィを嫡子ナジェックの妻とする!勝利の女神を辱め、デルフィニアの戦意を削がんとするゾラタスの卑劣な策に、三騎はタンガへの途をひた走る。王位を捨て一戦士に戻ったウォル、異世界の相棒ルウ、己の意志で行動するシェラ―。昏々と眠り続けるリィだったが…。難攻不落のボナリス城に轟音が響く時、最後の奇跡が始まった。
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