きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「デルフィニア戦記4 空漠の玉座」茅田砂胡(C・NOVELS)
カリンの毅然とした、だが、悲痛な叫びが胸に刺さる。
剣がなくとも存分に闘えることを身を以て証明した彼女によって暴かれるペールゼンの罪。
そして巻き起こる混乱。
いぶし銀好きの私としては、タウの頭目のダンディなかっこよさに惚れ惚れでした。
リィのおみやげって……おみやげって!
これはリィとイヴンにしかできない戦い方だよね。
緊迫感にドキドキしつつも、所々で爆笑させられました。
終始一貫して己の義を貫いたウォル。
無事にコーラルを奪還し、一連の騒動は一段落。
この後、どんな物語が待ち受けているのか。
続きを読むのがとっても楽しみです。
ナシアスとバルロのやり取りが微笑ましい。
でも、そのやり取りのきっかけとなった出来事を考えると胸が痛む。
親友同士が剣を向け合う日なんて、二度とこなければいい。
内容紹介
ついに王都コーラルの目前に迫った国王軍だったが、宿敵ペールゼンによってウォルの出生に疑問が投げかけられた。混乱する国王軍に襲いかかるティレドン騎士団。コーラル奪回篇完結。
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