きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「デルフィニア戦記7 コーラルの嵐」茅田砂胡(C・NOVELS)
人を殺す手段は各種様々あるけれども。
「どうして噛み殺してはいけないんだ?」
はっとさせられる問いかけ。
それは、リィの生きてきた世界の過酷さを表す言葉。
生きるために剣で殺すこと噛み殺すことの違いは……?
ちょっと考えさせられました。
隣国の策略を跳ね除けるための対策として持ち上がったリィとウォルの婚姻話。
リィが隠してきた己の一面をウォルに見せたことによって、
二人の間に緊張が走るけれども。
挿絵の二人の笑顔にほっと胸をなでおろしました。
婚礼の最中に届けられた隣国からの宣戦布告。
婚礼衣装のまま戦いの場に赴く二人が本当に大好きです。
ああ、でも好きキャラこの人!と、まだ特定できない。
みんながみんな魅力的。
内容(「BOOK」データベースより)
国王に押しかけ愛妾出現。王女にタンガの皇太子との縁談。日頃は剛胆なウォルも無敵のリィも敵国の策略を知って激怒した。この事態に対抗すべく国を挙げリィとウォルの婚姻が敢行される。だが、厳粛な式の最中、タンガから宣戦布告が届けられた―剣を取れ。国王の大音声が響きわたる。
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