きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「バスカヴィル家の犬」コナン・ドイル (新潮文庫)
過去の奇怪な言い伝えの真偽はともかく、
現在のそれは祟りでも呪いでもないことを知っている。
では、彼は何故死んだのか?
どのようにして?
湿った沼沢地の雰囲気が物語の薄気味悪さに拍車をかける。
住みたくないなぁ。←頼まれてない。
ホームズとは離れ、事件の真相を手繰ろうと一人奮闘するワトスン博士大活躍!かと思いきや。
美味しいところはしっかり攫っていったホームズ。
流石の存在感。
彼が加わった途端に空気が引き締まった感じと周囲が抱いた安心感が伝わってきて、
その凄さを実感。
100年経っても面白いモノは面白い。
ホームズ作品三作目。
ホームズが愉快で楽しい。
読みもしないで「ルパンの方が絶対いい!」と言い張っていた学生時代の自分をちょっと反省。
とはいえ、どっちがいいかって問われたら、今でも「ルパン!」って答えるだろうな(笑)
当時のホームズ派だった友だちと、今度ホームズ談義をしてこよう。
【ガーディアン必読 87/1000】
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