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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「君が幸いと呼ぶ時間 毎日晴天!9」菅野彰 (キャラ文庫)



両手に余るほどの幸せを抱えて、
誰もが思いもしなかった方向へ迷走(?)した秀。
大河たちは振り回されたけど、
自分を見つめ直して、何を抱えているのかを自覚するまでの時間は
秀にとって必要な時間だったと思う。
大笑いなエンディングが帯刀家らしくてとてもいい。
勇太がホントカッコくて惚れ直すわ。
龍はカッコいいんだけど根本的な残念さが払拭できない。
同録は明信と丈の兄弟喧嘩。
分は丈の方にあるかな。
例え家族と言えども。
自分で選んだ道をしっかりと歩んでいる人に対して
闇雲に否を振り翳してはいけないと思うの。
ちゃんと仲直りできてよかったね。


自分を理解してくれている人がいるということが
どんなに尊いことなのか。
理解した秀がこの先どんな小説を生み出していくのかが気になるわ。
書けるときは起承転結が「降ってくる」。
なんだろうね。あの不思議な感覚。
だから「考える」というより「待つ」時間が長かった。(笑)

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