きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「三国志 1 天狼の星」北方謙三 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
治世が乱れ、群雄が割拠する時代。
我こそが、天下を。
心に思い描く者が少数なら、
その夢のために邁進できる者はもっと数少ない。
立場、環境、手段は違えど、天下を目指した男が三人。
その男たちの周囲に集った歴戦の猛者たち。
或は、これから頭角を現してくるであろう男たち。
魅力的過ぎてわくわくする。
人物紹介的な巻だったよなぁ、と、のんびり構えて読んでいたら、
最後の最後できゃーー!と涙目になりました。←再読。
ここから北方の中国史が始まったかと思うと感慨深い。
文体がなんだか若いなーと生意気なことを思ってみたり。
さて。
懐かしい面々との再会に心弾ませて次巻へ。
男同士策略を巡らせあうのはいいけど、
女心の弱みに付け込む男はちょっと許せないんですけど!
と、イラッとしましたが。
むむ。
それも戦術の一つだって言われると仕方ないのかなー。
誰もかれもが扈三娘や李師師みたいに戦える女子でないのよ~!
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