きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「世界の名詩を読みかえす」(いそっぷ社)
美しいイラストと読み継がれてきた名詩の素敵なコラボ。
一気読みするものではないなぁ、と、
数日かけて作家たちの言葉を追いかけました。
ヘッセはやさしくて淋しい。
リルケは愛。
ゲーテは力強さ。例えるなら父。
ハイネは繊細。
ケストナーは皮肉屋。
ボードレールは絵画的。
ランボーは挑発的。
カフカは幻想。
ブレヒト、グラス、ホイットマンははじめましての作家さんだったため
具体的なイメージが浮かびませんでした。
ということは、私の彼らに対するイメージは、収められている数編の詩からというよりは、
今まで読んできた彼らそのもののイメージということなんですね。
ヘッセとランボーは私の中では別格。
鎌倉散策中に素敵な建物に出会いました。
「あら、カフェかしら?」
と、足を向けたその建物は「葉祥明美術館」
そこで手にしたのがこの本です。
大好きな作家さんの胸打たれる詩が素敵なイラストに彩られていて、
うっかり涙ぐんでしまいまして(^^;……自分土産にお持ち帰りした本です。
改めて読んでうっとりしました。
内容(「BOOK」データベースより)
青春のはかなさを叙情豊かにうたったヘッセ、恋愛のロマンチシズムにただよう寂しさをつづったハイネ、人間の卑小さをわらい、社会に怒りをむけたケストナー、人生の暗闇を美しい言葉で描いたボードレール、自然の雄大さを素朴な筆致で浮き彫りにしたホイットマン、…ほか、リルケ、ゲーテ、ランボー、カフカ、ブレヒト、グラスの名詩45編を収録。
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