きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「図書館革命 図書館戦争シリーズ (4)」有川浩 (角川文庫)
大満足な読み応えの最終巻。
楽しくて、だけど色々考えさせられて、ずしっとくる読後。
たとえ、自分の力でどうにかなることじゃなかったとしても。
自分の目で見て、自分で考えることは
絶対にやめちゃいけないんだな、と思う。
そうなった未来に文句を言う権利も
喜ぶ権利も手放したくはない。
追われる彼らに手を貸してくれた人たちの気持ちが熱い。
だけどそれも日頃ちゃんと考えているから咄嗟に動けるんだと思う。
ラブ部分はもうこれしかないよね!という安定の着地。
イメージそのまんまのエピローグが特に良かった。
次は手塚。
ガンバレ!
「善意のおしつけ」
どこかでやらかしてしまわないように、一歩引いて考えてみることも大事だよなーと。
言い返してきてくれる相手ならまだいいけど、
不服を呑み込まれてしまうと押し付けに気付けない。
喜怒哀楽がはっきりした彼らにと一緒に笑ったり泣いたり怒ったり喜んだり。
すっごく楽しい読書時間でした。
まだ続きが読めるのが嬉しいね。
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