忍者ブログ

きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「宮廷神官物語 十」榎田ユウリ (角川文庫)



王位継承問題が解決し、王宮は一気に和やかな雰囲気に。
ところが。
鶏冠は未曽有の危機に見舞われ、
独り抱え込んだ秘密の重大さに苦悩する。
彼が他人を顧みず、自分の事だけを考えて生きていける人ならば、
こうも苦しまなかっただろう。
けれども。
彼が他者のために生き、人の痛みを知る人であったからこそ、
周囲の者たちもまた、彼のためにできることを模索する。
各々が同じ目的をもって動き、連携が取れていく様は小気味よかったのに。
間に合ったかと思ったのに。
ちょっとどういうこと!?と前のめりになりながら最終巻へ。


結局苑遊は鶏冠を自分の手元に置きたかったのかな?
でもね、あんなやり方してたら誰の心も手に入れる事なんてできないよ。

拍手

PR
  

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 5 6 7 8
11 12 13 15 16
18 19 21 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

プロフィール

HN:
みやこ
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

P R

Copyright ©  -- きままに読書★ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]