きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「宮廷神官物語 一」榎田ユウリ(角川文庫版)
権力闘争の中枢にあって、欲と無縁である者がいたら奇跡に近い。
強欲な者は無欲を理解できないから追い落とそうと画策し、大迷惑な被害が及ぶ。
現王の後継者である王子が目指したい世の中。
世の仕組みを学び始めた天青が思う世の中。
彼らが思い描く通りの世の中で在ればいいと思うけれども。
道のりは相当大変だわ。
山奥でほぼ野生児として育った天青と
彼を探しに行った神官の鶏冠。
見た目とそぐわない鶏冠の性格、良いなー。
宮中を抜け出し市井に混ざる王子。
それぞれを護衛する者。そして白い仔虎。
これからの彼らの織りなす物語に期待しかない。
作中での猪料理に「あ、水滸伝!」と、骨身に染み入る北方脳。(笑)
天城峠で食べた猪が本当に美味しかった。
北方の生死観と榎田さんの生死観が
どの作品を読んでもブレないでいるのが個人的に心地よい。
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