きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「岳飛伝 7 懸軍の章」北方謙三 (集英社文庫)
勝手に副題。「岳飛、子猿と心を許し合う」。
その子猿が従者気取りなところがまた可愛い。
そして仲間に背を押されて実を結んだロマンス。
と、微笑ましい描写はありつつも、戦の気配が色濃くなっていく。
不穏な匂いを察する男たち。
仕掛ける方も仕掛けられる方も、戦ありきで捉えてしまっているところが何とも言えない。
回避する、という選択肢はないんだろうなぁ。
岳飛と張朔が対峙するシーンが良いね。
向き合うことで好感度を増していく漢、岳飛。
子猿でポイント加算。
でも私が一番気になっているのは秦容と小梁山の在り様なのです。
キーポイントな気がするんだよ。
次巻で大きく動くかな?
点と点が線になる瞬間を待ち構えているんだけどなぁ。
ここで以降の巻の内容を調べるとネタバレを食らうパターンが多いので、
ぐっと我慢。
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