死者と向き合う話が続くと、ちょっと飽きるかな?と思っていたけれども。
(基本的に現世がすべてだと思っているので私の中で死後は無なのです)
リアルに生きる人たちが抱える問題が詳らかになってきて、
気持ちが引き寄せられる。
「烏妃」に課せられた哀しき宿命。
孤独であるべき「烏」の周りに人が集まることによってそれが破られ、付随するように「梟」が動く。
寿雪と高峻。
二人が出会ったこの時代が、分岐となるんだろうね。
現世に生きる人間が過去に縛られることは本当に理不尽。
だからこそ、過去の柵はここで断ち切ってほしい。
未来の自分たちのために。
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