ローゼマイン視点で語られる本編とは違い、
別人物視点で描かれる短編集第二弾。
本編の出来事の補完的な意味合いを含んでいて、
本編をより掘り下げて楽しめる。
個々の短編の前に著者のコメントが入っている構成は
状況理解にお役立ちでありがたい。
今となっては懐かしい時代の話や、
ローゼマイン視点だとなかなか描かれない下町の人たちの想いや生活が伺えることが嬉しい。
巻が進むごとに薄まる下町成分を、がっつり補充させてもらいました。
逆にフェルディナンド成分が足りていないものの、
未読の話も既読の話も楽しく読了。
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