きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「岳飛伝 9 曉角の章」北方謙三 (集英社文庫)
秦容のストイックな強さが垣間見れて、私が嬉しい巻。
赤騎兵を従えて疾駆する史進はかっこよかった。
新旧の豪傑たちの活躍が随所にみられるけれども、
戦いはまだ始まったばかり。
一番最初に死線に突入するのは水軍なのかな。
張朔と狄成の会話は肩透かしフラグであってほしい。
ジワジワと金国を締め上げる、宣凱の戦略。
候真の胸に芽生えた想いが、彼の命を縮めることにならなければいい。
タイトルは岳飛伝。……ん?岳飛、どこ行った?
と思うくらい、梁山泊&小梁山メンバーが熱い。
岳飛が前面に出てくるときは彼らの姿が欠けていく時なのだろうか?
ちょっと不安。
火薬、羅針盤、そして紙。
そう。紙まで作り始めた小梁山。
宋代の中国三大発明と言われるものを、しっかり梁山泊&小梁山が手にしているところが
なんだか流石だなーと思ってしまった。
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