きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「本日は大安なり」辻村深月(角川文庫)
同じ式場で同じ日に結婚式をあげることになった四組のカップル。
視点を次々と変えながら、それぞれの歩んできた人生を
とても上手く興味深く描いている技量はさすが。
そして描かれている人物達が相変わらずリアル。
共感できる出来ないはおいといて、「わかるわー」とその在り方を納得させられてしまう。
式が進行していくにつれ、彼は彼女を、彼女は彼を
とっても大好きなんだなぁ、という気持ちが伝わってきて幸せな気持ちになれる。
一組例外はあるけど、そこはまぁ、しっかり報いは受けたからね。
「人を殴りに来た」と言った彼が、全く変わっていなかったのが嬉しかった。
皆様、お幸せに☆
内容(「BOOK」データベースより)
11月22日、大安。県下有数の高級結婚式場では、4月の結婚式が行われることになっていた。だが、プランナーの多香子は、クレーマー新婦の式がつつがなく進むか気が気ではない。白須家の控え室からは大切な物がなくなり、朝から式場をうろつくあやしい男が1人。美人双子姉妹はそれぞれ、何やらたくらみを秘めているようで―。思惑を胸に、華燭の典に臨む彼らの未来は?エンタメ史上最強の結婚式小説!
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