きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「植物図鑑」有川浩(幻冬舎文庫)
【そんなことは夢だと大人ぶった誰に諭されても笑われてもいい。
それでも、ずっと一緒にいたかった。】
タンポポやツクシを摘んで。ヨモギをちぎって。山菜を探して、ミントを育てて。
意外に自分、狩りをして食していたことに気づかされた本でした。
料理をしてくれたのは優しい彼氏ではなく、祖母や母でしたが(笑)
いまでは山菜以外は口にしなくなったそれぞれの味がなんだか優しく思い出されたなぁ…
さやかとイツキが想いを通わせ会うシーンがすごく好き。
本編よりもカーテンコールの物語が印象的だったのは、
さやかとイツキの想いが刺さったからかな?
どんな事情があっても、黙って姿を消されるのは辛い。
それでも、イツキが戻ってくるまで待ち続けたさやかの想いが実ったことがうれしかったわ。
内容(「BOOK」データベースより)
お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です―。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所で「狩り」する風変わりな同居生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。レシピ付き。
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