きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「宝石商リチャード氏の謎鑑定 エメラルドは踊る」辻村七子 (集英社オレンジ文庫)
時として子どもは大人が思っている以上に物事をしっかりと見ている。
ごまかしたり嘘をついたりすれば、子どもの不信感を呼び込むことにしかならない。
だから大人はめんどくさがらずにちゃんと事情を説明するべきだったと思うの。
この時プリンを小さく連呼したリチャード。
言った甲斐があってよかったね。
正義の口のきき方は相変わらずどうかと思うけど、
リチャードの正義に対する見方に感化されて、
それが彼の在り様なんだな、と思えてきた。
甘いお菓子で懐柔されるリチャードが可愛い。
そんな彼の過去に対する興味が深まる2巻。
色々重い物背負ってそう?
牛乳寒天。
高校の時部室で時々作ってたわー、と、懐かしく思い出しました。
「クリソベリル」を「クソベリル」と読んで二度見したことはナイショです。
「こんなはずじゃなかった」
人生においてそんなふうに思う瞬間があったとしても。
「目指す場所があるなら根性をみせろ」
この言葉を思い出せる人間でありたいな。
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