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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「血涙・上」北方謙三 (PHP文庫)



過去は失くしたままの方が幸せだったかもしれない。
だけど、貴方は思い出さなければいけない。
自分が何者なのかを。
そして、選ばなければならない。
自らが、どう、生きるのかを。
彼の苦悩も辛いけど、
耶津休哥と簫太后の対応が素晴らしすぎて泣ける。
それに比べて宋!
勝手な事ばっかり並び立てるくせに、苦しいところは楊家軍頼みすぎて腹立たしい。
人材不足のくせに、何故戦おうとする?
楊業の後を継いだ六郎が頼もしく成長しているのが嬉しい。
七郎と九妹の連携した戦い方が好き。
なんの柵もなく、彼らが自由に原野を駆けることができたのなら、と思うけれども。
それは戯言。

出てきましたよ、吸猛犬。←何この変換!
正しくは吸毛剣!
ここから『水滸伝』そして『楊令伝』へとつながると思うと、感慨深い。
「男は自分がどうあるか、自分で決めればいい」
北方の美学。
女だって自分で決めたいと思います。(笑)

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