きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「逆説の日本史(11)戦国乱世編 朝鮮出兵と秀吉の謎 」井沢元彦(小学館文庫)
ほぼ秀吉の巻。
好き嫌いは別として、秀吉の業績はすごかったんだな、と認識する。
信長もそうだけど、色々なことが整っていない時代に何かを成し遂げようとする人の10年は、
ものすごく濃密でやりがいがあったと思う。
それだけ犠牲も大きかったけど。
歴史を解釈するにあたって、個々の専門分野に特化せず「流れ」で歴史を見る必要がある、
という論旨には納得。
信長→秀吉→家康と移行していったこの時代は、
三人をワンセットで捉えないと見えてこないものがある。
そして、日本史を語る上で大きな分岐であった時代であることを改めて実感する。→
高松城は水攻め!これ知ってる!と上がるテンション。←戦国鍋知識。
スポーツでよくお目にかかる「天王山」という言葉。
この言葉の語源は初めて知りました。すごーい。
「唐入り(朝鮮出兵)」までの前置きがものすごく長かったけど、
現代まで通じる遺恨について考えさせられる。
■行った場所:善光寺・浅草寺■行きたい場所:有馬温泉・高野山・石見銀山
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