きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「逆説の日本史9 戦国野望編」井沢元彦(小学館文庫)
いざ戦国!と勢い込んで頁を捲ったら、
最初は「琉球の興亡」次が「倭寇の歴史」。
ここで、あれ?戦国どこ?とはならずに大変興味深く読ませていただきました。
こういうところを取り上げてくれるのが井沢節。
鉄砲伝来、すぐさまの国産化、欠かせない硝石を巡る国際貿易の重要性。
現代にも通じる商業ルートの発展の原理。
なるほど、と頷くことしきり。
三章以降で時代は戦国へ。
北條早雲、毛利元就、上杉謙信、武田信玄、そして織田信長。
各々の武将にスポットをあてつつ、展開してくれている論旨がとても面白い。
川中島の合戦で決着がつかなかった理由に納得。
「三本の矢」の真実にはびっくり。
馴染のある名前が続々と。
とはいえ、私のこの時代の知識って『炎の蜃気楼』に寄るところが大きいから、
史実かどうか胡散臭いことこの上ないのです(笑)
■行った場所:今帰仁城跡・中城城跡・首里城・小田原城・宮島
■行きたいところ:建勲神社(御朱印帳欲しい!とても欲しい!)・石見銀山・
沖縄は色々踏まえてもう一度ちゃんとまわりたい。
■読みたい本:『下天は夢か』島津陽
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