きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「進撃の巨人 25」諫山創 (講談社コミックス)
語られる歴史。
国が二つあれば、主張も二つある。
そして、正義も。
何が正しくて、何が過ちなのか。
その時代を生きる者には、いや、後世を生きる者にだって
ジャッジすることは難しい。
纏まりかけた人心。
高らかな宣戦布告。
その瞬間の、静から動へのあまりにも衝撃的な転換に、ただ震える。
あの構図、すごすぎる。
異国で戦う戦士たち。
少年だった彼らはもういない。
「死ぬな 生き延びろ」
儚く散って行く命が数多あるなかで、重く響く言葉。
故郷に帰れるのは果たして誰なのか。
考えることは放棄する。続刊を手にすればわかることだから。
リヴァイが本当に好きなんだと、改めて思った瞬間。
そして、綺麗事がどこにもない、この作品の奥深さに改めて唸る。
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