きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「Blue Paradise in YOKOSUKA」五條瑛
葉山視点で描かれる物語が静なら、
坂下が主体で描かれる本作は動。
在日米軍による薬物の密輸事件の真相を追う坂下&葉山コンビ。
なんだかんだ仲良いよね、この二人。
その二人に割り込むように突っ込まれたエディの射撃指導がエロ過ぎました。
聞き取りに加えてアクションも交えながら明らかになっていく真実。
その狭間で沖縄の米軍基地事情がいろいろと伺えて、考えさせられた。
坂下メインのスピン的な位置付けかと思ったら、
完全に本編に食い込んだ内容で、
このシリーズは自らの出自に捕らわれた葉山の物語だということを改めて突き付けられる。
シリーズ完結まで見届けられることを切に願います。
沖縄に飛んで、浮かれてライブ会場に向かう途中でデモのための渋滞に巻き込まれたことあったなーと、振り返り。
本作を読みながら当時の光景を思い、そんな背景があったりするのか、と唸りました。
とはいえ、何度行っても観光では楽しい思い出しかない沖縄。
また行きたいなー。
再読・初読織り交ぜて改めて一気に読み切った『鉱物シリーズ』。
読んだ巻数を重ねるほど、深みに嵌っていくこと必須。
諦めずにいれば続きが読めるということを信じて待っています。
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