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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「南三陸日記」三浦英之(朝日新聞出版)



町を破壊するほどの自然の猛威があるということ。
一瞬でたくさんの人の命が奪われてしまう災害があるということ。
どんなに瓦礫に埋もれた町でも、懸命に頑張っている人がいる限り、
やりなおすことができるということ。
文章を追いながら、色々な思いが込み上げてくる。
「生きることの意味」
それは人それぞれ。
自分が見出した生きる意味のために、
或は、その意味を見出すために今日を生きる。
写真に写った人々の笑顔を見ながら、
日々を頑張っていこうと、改めて噛みしめる。
忘れないために、ではなく、生きていくために。
読み継がれていくべき本だと思う。

「おうちに帰ろう」
うちは建物ではなく、家族が待っているところ。
この言葉、心に沁みた。
真新しい建物が立ち並ぶ南三陸を訪れたのは先週。
南三陸に限らず、海の傍の建物はどこにいっても新しい。
何が起こったのか。
今、どうしているのか。
時に立ち止って見つめ直す時間はあっていい。
明日、今日より少しだけいっぱい頑張れる気がするから。

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