きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「イーストウィックの魔女たち」アップダイク (新潮文庫)
この作品の面白さって何だろう?
悪戯心と言うレベルにはまったく収まらない悪意が終始気持ち悪い。
他人の不幸の上に鎮座する自分の幸せ。
それは心から歓迎できるもの?
自分を妻として望んでいない相手を欲して、どんな幸せがあるのかしら?
何から何まで理解不能。
他人の死を望む呪いはかけた本人に跳ね返ってしまえばいい。
だって彼女はあなたたちに何をした?
幸せになる努力は他人を陥れる事じゃない。
そして、全部を男のせいにするのはなんか違う。
作品紹介にあるのは「大人のための現代の寓話」という言葉。
寓話……と唸りつつ、寓話の意味を改めて調べてしまった読了後。
文字びっしり、改行少なめの470ページ。
二日で読み切るだけの引力はあったけど、
じゃあ、面白かったか?と言われると、否。
ガーディアンだから読みきりました。
【ガーディアン必読109/1000冊】
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