きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「進撃の巨人 34」諌山創(マガジンコミックス)
壮大且つ壮絶な物語の完結。
途中から涙と共にこみあげてきた感情は私だけのもの。
長い年月をかけて読みつづけ、
そして最後に感じ入ることは各人それぞれなのだろう。
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある者だけだ」
覚悟があったからって撃っていいわけないんだけど、
でも結局はこの言葉に帰結するんだよなぁ、と納得。
甚大な犠牲を払って踏み出した、新しい時代への第一歩。
なんでもない一瞬を積み重ねる日々の価値を決めるのは自分たちではない。
「また、あなたに会いたい」
奪いつくされた世界で、叶わぬ願いを抱きながら、人は生きる。
圧巻の読み応えだった。
連載当初の容赦の無さは鳴りを潜めた気もするけど、
それはそれでいいんじゃないかな?と思った私も丸くなった(笑)
エルヴィンの存在感、最後まで大きかったなぁ。
既刊を全巻再読して最終巻に臨んだのは間違いじゃなかった。
素晴らしい作品世界を堪能させていただきました。
蛇足になるかもだけど、
「撃っていいのは~」のセリフは『コード・ギアス』のルルーシュの言葉です。
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