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きままに読書★

読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。

   

「ケルトの封印(上)」 (シグマフォースシリーズ5)ロリンズ(竹書房)



このタイミングで。
歴史的な文化遺産が破壊される作品はいたたまれない。
三つの大陸で起こった三つの殺人事件。
その事件の影に潜む謎を解明するために
各々の場所で調査にあたるシグマの隊員たち。
事件のを追いながらも、
前巻で生まれたロマンスが育まれていることが知れたり、
家族間での強い想いが垣間見れたりするするところが面白い。
そして、愛憎絡まり合う複雑な感情を持った三人が一堂に介してしまう緊張感にドキドキ。
命を盾にとっての脅迫。
なんてカードを切ってきたの!というところで次巻へ。
他者の犠牲を厭わない、選民意識に凝り固まった人たちは痛い目にあうといい。


組織の規律を守りながらも、
仕事に置いて「自分の判断で臨機応変に行動する」ことって必要だよね。
今回の新人くんの自己判断は豪快だった。
おかげでピンチを乗り切れたわけだけど、
自分があの中に放り込まれることを想像したら……ヤダヤダ。
逃げ切れないなら早々に気絶したい。

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