きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「ナチの亡霊・上巻」ジェームズ・ロリンズ (竹書房文庫)
謎の病に倒れ、或は、無残に殺された人々の遺体が散らばるネパールで火の手が上がり、
デンマークでもは業火が建物を焼き、飛び交う銃弾が人々を傷つける。
そして南アフリカでも奇妙な事件が勃発していた。
三つの怪異を結びつける鍵は、かつてのナチスドイツが行っていた研究に在る。
それらの事象に各地で巻き込まれたシグマフォースの面々。
危機に陥りながらも、運命の出逢いを果たした人もその中に。
歴史・科学・謎解き・アクション・恋愛。
欲張って詰め込みまくった旨味がギュギュっと凝縮された展開に惹きこまれたまま
ひたすら頁を捲るしかない上巻。
ちょっと待った!と言いたくなるところで下巻へ。
この作品の良心的なところは常に上下巻同時に発刊してくれるところにあると思う。
そして、恋愛と笑いがこの身体を張りまくったジェットコースター展開に
バランスよく治まっているところが素晴らしい。
もちろん、アクションは見ごたえありまくりな上に、お勉強にもなるからすごい。
何だかべた褒め。まぁ、だからシリーズを読みつづけているのです。
PR
COMMENT