きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「マギの聖骨 上」 (シグマフォース シリーズ1)ロリンズ(竹書房)
殺しの訓練を受けた科学者たち。
即ち、シグマフォース隊員たちが悪と謎に立ち向かい、全力で疾駆する物語。
めまぐるしい展開にこっちまで息切れしそうになりながらも
一気に読ませる筆力に圧倒される。
ドイツの大聖堂で起こった凄惨な殺人事件の謎を紐解いていけば
中世ヨーロッパ、果ては古代エジプトまでその因果は遡る。
ここまで来ると、もはやロマン。
裏切り者が潜む中での捜査で命の危機に晒されながら、
彼らはこの局面をどう打開するのか?
歴史、宗教、化学、アクションそしてロマンスが絶妙に絡み合う、
何とも贅沢な物語なのです。→
ストーリー展開は大枠を覚えている程度だったので、
再読でもかなり新鮮に読み進めることができました。
そして、初読の時には持ち得なかった知識を今は持ち合わせていた自分にちょっと感動。
それはこの5~6年の間に私が見聞したことが、それなりにでも身についていたってことだよねぇ、と。
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