きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「鏡の国のアリス」ルイス・キャロル (新潮文庫)
鏡の国は夢の国。
不思議な出来事が次から次へと目まぐるしく展開される
心躍るようなワンダーランド。
本書の面白さは著者の自由に浮遊する想像力の素晴らしさ。
この一言に尽きると思う。
彼の描き出す世界に引き込まれていろいろと思い描きながら読み進める。
その世界を楽しく想起させる金子氏の挿絵が秀逸。
そして、アリスの足取りが「チェスの規則に則って構成されている」の描写に、
何故か天童市の「人間将棋」を想起した私は生粋の東北人です。
「きみたちはどっちだと思う?」
最後の問いかけに対する私の答えは一択です(笑)
ミンスパイ!
この作品に限らず、ほかの作品でも作中に出てくるけど、
食べたことないので食べてみたい。
窓に雪が当たる描写を「窓いちめんにキスしてるみたい」とあったけど、
この描写、とても素敵!
【ガーディアン必読103/1000冊】
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