きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「風と共に去りぬ (1)」マーガレット・ミッチェル (新潮文庫)
スカーレット・オハラ。
彼女の燃えるような生命力の源は、不平不満と怒り。
意に添わぬ境遇に陥った理由は、想像力の欠如と短絡的な思考。
だけど、世の中を逞しく生き抜いていく力強さを感じ取れる。
近くにいたらめんどくさいだろうなーと思うけど、
そんな彼女の生き生きした姿に惹かれるレッド・バトラー。
映画を観たのはもうずいぶん前だけど、
登場人物たちの姿がリアルに脳裏に浮かび上がって、とても楽しい。
作中では時代背景の描写も丁寧に描かれているので、
南北に分断された当時のアメリカ社会の事も知れて興味深い。
次巻も楽しみ。
【ガーディアン必読111-1/1000冊】
「土地こそは、この世の中で存在するただ一つのものだぞ」
一巻冒頭のこの言葉から、映画のラストシーンを思い浮かべる。
そしてレッド・バトラーがとても好きだった私は、
今から胸が痛い。ってか、泣きそう。
レビュー打ちながら「タラのテーマ」を聴いてなんだか感無量。
いや、まだ5巻あるうちの1巻を読み終わっただけですけどー!
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