きままに読書★
読んで思ったことを徒然に。ゆるーくまったり運営中。
「わすれられないおくりもの」スーザン・バーレイ(評論社)
大人になった私が自分のために買った絵本。
そういえば、ちびっこたちに見せてないなー、と思いながら今回改めて読みましたが、
多分私、泣いて読み聞かせになりません。
自分に、家族に、近しい人に、いずれ訪れる「死」。
語りあえるたくさんの思い出を友だちに遺して逝ったアナグマ。
喪失はとても哀しいけれども、思い出はその先を生きる力になる。
たとえ、夢の中でも、自由に駆けることができてよかったね、と、
アナグマに言ってあげたい。
おやすみなさい。
そして、ありがとう。
今まで見送った大好きな人たちに心から伝えたいと思いました。
何度読んでも心に沁みる良い話です。
内容(「BOOK」データベースより)
アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない…。友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です。
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